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【MTG】新フォーマット”Brawl”で採用できる統率者 青編

 イクサランの相克期のBrawlで使える統率者レビュー、今回はプレインズウォーカーを除く青単色のカードについて紹介していく。

 

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〇青編

 

《羊頭スフィンクスの君主、アネシ/Unesh, Criosphinx Sovereign》

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 最初に言っておくと、アネシを統率者としたときに使えるスフィンクスはたったの3種類(金属ミミックを足すと4種類)。つまり普通にスフィンクスデッキとして組むのはほぼ不可能。

 スフィンクスにこだわるのであれば《秘儀での順応/Arcane Adaptation》を採用してすべてをスフィンクスにする感じになるか。ただしサーチ手段がないため占術やドローで何とか引いてくるしかないのは辛いところ。引けばアドが取れる、くらいの感覚で入れるのが無難。

 単純にアドバンテージを稼ぐのであれば他のスフィンクスが手札に来たタイミングでアネシを出しつつそのカードを出すのが良いだろう。《不滅の太陽/The Immortal Sun》があれば8マナか9マナでこの動きが可能。この動きを狙うのであればマナファクトであらかじめマナ加速しておくのが吉。

 

 

《波を司る者、コパラ/Kopala, Warden of Waves》

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 マーフォークをある程度除去から守れるようになるため、横の展開も縦の展開も有利にするマーフォークロード。

 しかしながら多人数戦の性質上単体除去よりも全体除去や全体火力が多く採用されるため、普段の構築と比べ信頼度は低い。

 また、青単色のカードであるため緑の優秀なマーフォークを軒並み採用できないのがつらい。ちなみに青単色のマーフォークはコパラを除くと15種。

 能力を生かしたいのであれば単体を強化する呪文を多くして早期決着を目指すタイプにしたいところだが、青という色の性質上パワーの修正が難しく基本的には装備品に頼ることになる。

 

 

《原初の潮流、ネザール/Nezahal, Primal Tide》

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 青単の統率者筆頭候補。圧倒的な手札補充能力が魅力。

 対戦相手全員に対して能力が適用されるため、除去をあまり搭載せず我が道を行くタイプのプレイヤーがいるだけで圧倒的な手札補充が期待できるようになる。手札上限もなくなるため引きすぎて無駄になることも無い。

 サイズもかなり大きく、ブロッカーとしての信頼度が高い。基本的には出した後もしばらく殴らず適当にリソース回復を行った後一気に仕掛ける感じになるだろうか。

 青には《時間流の航海士/Timestream Navigator》《次元橋/Planar Bridge》による無限ターンという勝ち手段もあるため、こういった粘り強く戦うのを可能にする統率者の存在はかなりありがたい。

 

 

《発明の領事、パディーム/Padeem, Consul of Innovation》

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 Brawlで使えるアーティファクト破壊呪文のほとんどは対象をとるものであるため、このカードによる呪禁付与はほぼ破壊不能付与以上のものとしてとして機能する。

 本体自体は控えめの性能であるため周りからのヘイトを買いにくく、ひっそりとアドバンテージを稼ぐのに適している。

 Brawlでは《王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift》《不滅の太陽/The Immortal Sun》《次元橋/Planar Bridge》といった重いが優秀なアーティファクトをほぼすべてのプレイヤーが採用するため、能力を確実に確保するためにはこれらの採用が必須。

 必然的にマナファクトを多く採用する構築になるため、前述の《時間流の航海士/Timestream Navigator》《次元橋/Planar Bridge》のコンボとの相性も良好。

 

 

《遵法長、バラル/Baral, Chief of Compliance》

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 能力はシンプルだが強力で、しかもマナコストが少ないためリキャストも容易でかなりやり手の統率者候補。

 基本的にはカウンターを沢山搭載することになるだろうが、多人数戦の性質を考えるともうひとひねりほしい。相手のカードを奪ったりカードをコピーしたりするカードがその”ひねり”に該当するだろうか。

 ルーティング能力により手札調整がしやすくなるため、コンボデッキやシナジーデッキとの相性も良好。

 

 

《周到の神ケフネト/Kefnet the Mindful》

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 生存能力が高くマナコストも軽いのが魅力だが、Brawlでは少々見劣りする統率者といった印象。

 統率者のリキャストのことを考えるとどちらかと言ってマナを伸ばしていきたいが、能力としてはマナの伸びを止めてしまうというものであるためどうしても使いにくいという印象がぬぐえない。

 《ギラプールの宇宙儀/Ghirapur Orrery》との相性がそこそこいいため是非合わせて採用したい。アーティファクトであるためサーチが容易で、しかも土地を追加で置けるために能力のデメリットを打ち消すことができる。ただしドロー能力のほうはあまり期待しないほうが良い。

 

 

 

 青編は以上。また思いついたら追記します。